[BIG4]外資系総合コンサルグループのデータサイエンティストを徹底比較!

データサイエンスを学んでいて、将来グローバルに活躍したい!
そんな方のために、外資系総合コンサルの”BIG4″を比較していきます。
(世界4大監査法人グループとして、デロイトトーマツ、PwC、EY、そしてKPMGが”BIG4″と括られています!)

今回は、分析や研究メインの企業・職種を主に紹介していきます!
“コンサルティング”がメインの企業を紹介するとは限りません。データ分析を行なっているのは同じグループの異なる会社の場合があることをご留意ください。

目次

  1. 各グループ内のデータサイエンティスト職がある会社を紹介!
  2. 年収がすごい。1年目からこんなにもらえるの!?
  3. コンサルで活かせる技術は?
  4. 必須条件は?
  5. まとめ

1. 各グループ内のデータサイエンスに特化した会社を紹介!

デロイトトーマツ

デロイトトーマツグループの中では、

  • 有限責任監査法人トーマツ /リスクアドバイザリー事業本部

がデータ分析に注力しています。

2012年、有限責任監査法人トーマツ内にデータ分析・アナリティクスに関するサービス提供の専門組織、デロイトアナリティクス(Deloitte Analytics)を設立しました。  

有限責任監査法人トーマツ: 新卒採用 参照

PwC

PwC Japanグループの中では、以下の2つが挙げられます。

  • PwCコンサルティング合同会社/デジタルコンサルタント職
    金融、医療、小売など幅広い業界
  • PwCあらた有限責任監査法人/リスク戦略コンサルタント職
    金融機関のリスク管理

また、PwCコンサルティング合同会社にはITソリューションコンサルタント職という職種もあります。既存のアプリケーションを用いてクライアントの課題を解決する職種になります。

EY

  • EY 新日本有限責任監査法人/データ分析エンジニア(AIラボ)
    監査業務の改善、システム開発
  • EYストラテジー・アンド・コンサルティング/テクノロジーコンサルティング
    金融、医療、小売など幅広い業界

KPMG

  • KPMG FAS/データ分析コンサルタント職

KPMG FASはKPMGグループの中でも経営戦略・M&Aを専門としています。

そして2つの部門があり、
フォレンジック部門→「企業の不正を見つけ出す」
M&Aデジタル部門→「買収先の企業調査をする」
ためにデータ分析が用いられています!

2.年収がすごい!1年目からこんなにもらえるの!?

次に上記で紹介した企業・職種の1年目の年収を比較していきます!
23卒向け募集要項に記載されていたものもありますので参考程度に…!

厚生労働省の平成30年賃金構造基本統計調査結果(初任給)によれば、男女計の院卒平均が238.7千円、大卒が206.7千円。これらと比較するとどの企業、職種でもかなり高いことがわかります!!!

上記の数字はあくまでも基準であり、賞与などによって変わってくるものなので
気になる方は調べてみてください!

3.コンサルで活かせる技術は?

コンサルティング会社は、クライアントの課題解決のために大変幅広い
デジタル技術を活用しています。以下に例を示します。

もちろんテーブルデータの分析技術も活用されています!

4.必須条件は?

まず、”外資”であることから英語のスキルは必要になるでしょう。
必須とは記載されていませんが、内定者のスキルを見てみるとかなり高い印象でした…

デロイトトーマツ・PwC

特にスキル面や経験面での必須条件・歓迎要素は記載されていませんでした。

EY

EY 新日本有限責任監査法人/データ分析エンジニア(AIラボ)
[歓迎]プログラミング経験、最新技術の知識

EYストラテジー・アンド・コンサルティングはデロイト、PwC同様細かい記載は今のところありません。

KPMG

KPMG FAS/データ分析コンサルタント職
[必須]
・大学院を卒業
・研究においてPythonまたはRを利用して機械学習・統計等の解析を行なった経験
中途が多いという特徴もあり、高いスキルが求められているように感じます。

5.まとめ

今回は、外資系総合コンサルBIG4を紹介しました。
どの企業も、グループ会社の中でも監査・リスクマネジメントを担当している企業と
コンサルティングを担っている企業にデータサイエンスの職種があるようです!

幅広い業界を相手にしているため、活用できる技術の幅も広い点がコンサルの魅力であると感じました。

今回紹介した以外にデータサイエンスに関する職種を発見したら
随時更新新していきます!