【RStudioで自動レポート作成#9】pdfの利用

記事の目的

RStudioを使用して、自動のレポート作成方法の基礎について解説していきます。

今回は、レポート作成で使用することができる基本的なHTMLコードについて解説していきます。

前提知識として、【RStudioで自動レポート作成#1】RMarkdownの基本はすでに見ていることとします。Rmdファイルの作成の仕方と実行の仕方がわかれば大丈夫です。

 

目次

  1. pdfファイルの作成
  2. YAMLヘッダーの変更
  3. チャンクの変更
  4. 対応するコード

 

1 pdfファイルの作成

Rmdファイル作成時にPDFを選択すればPDF出力のRmdファイルを作成できます。

2 YAMLヘッダーの変更

以下の5,6行目の内容を記述しないとエラーが出てしまうので、追加してください。

 

3 チャンクの変更

グラフを可視化する場合、以下のようなコードを追加しないと文字化けを起こしてしまいます。

 

 

4 対応するコード

---
title: "9.pdfの利用"
output:
  pdf_document: 
    latex_engine: lualatex 
documentclass: ltjsarticle 
---

```{r setup, include=FALSE}
knitr::opts_chunk$set(echo=TRUE, # 出力結果表示
               message=FALSE,
               warning = FALSE) # メッセージ非表示
```

# 1 Rコードの利用

## 1.1 使用するライブラリ

```{r}
library(dplyr)
library(ggplot2)
```

<br><br>

## 1.2 データの確認
```{r}
head(iris)
```

<br><br>

## 1.3 データの可視化

```{r, dev="quartz_pdf"}
iris %>%
  ggplot(aes(Sepal.Length, Sepal.Width)) +
  geom_point() +
  theme_classic(base_family = "HiraKakuPro-W3") +
  theme(text=element_text(size=30)) +
  labs(title="プロット")
```