
【RStudioで自動レポート作成#6】Rコードの利用
記事の目的
RStudioを使用して、自動のレポート作成方法の基礎について解説していきます。
今回は、レポート作成で使用することができる基本的なRコードについて解説していきます。
前提知識として、【RStudioで自動レポート作成#1】RMarkdownの基本はすでに見ていることとします。Rmdファイルの作成の仕方と実行の仕方がわかれば大丈夫です。また、R言語の基礎の記事も見ていることを前提とします。
目次
1 使用するRコード
1.1 画像で対応を確認

1.2 対応するコード
# 1 使用するライブラリ
install.packages("dplyr")
install.packages("ggplot2")
library(dplyr)
library(ggplot2)
# 2 データの確認
head(iris)
# 3 データの可視化
iris %>%
  ggplot(aes(Sepal.Length, Sepal.Width)) +
  geom_point() +
  theme_classic(base_family = "HiraKakuPro-W3") +
  theme(text=element_text(size=30)) +
  labs(title="プロット")
2 Rコードの使用法
2.1 画像で対応を確認
以下の赤枠、青枠の部分が対応しています。“`{r} “` で囲んだ部分がRコードとして実行されます。6から8行目はデフォルトで設定されています。6から8行目はチャンクオプションと呼ばれていて、Rコードの実行の設定をできます。

2.2 対応するコード
# 1 Rコードの利用
## 1.1 使用するライブラリ
```{r}
library(dplyr)
library(ggplot2)
```
<br><br>
## 1.2 データの確認
```{r}
head(iris)
```
<br><br>
## 1.3 データの可視化
```{r}
iris %>%
  ggplot(aes(Sepal.Length, Sepal.Width)) +
  geom_point() +
  theme_classic(base_family = "HiraKakuPro-W3") +
  theme(text=element_text(size=30)) +
  labs(title="プロット")
```
3 YAMLヘッダーやチャンクの変更
3.1 画像で対応を確認
以下の赤枠の部分がYAMLヘッダーと呼ばれる部分で、色々変更できます。例えば、code_folding : hideと設定すると、レポートでのRコードが隠れます。赤枠のCodeボタンを押すとコードを見ることができます。
以下の青枠の部分がチャンクオプションで、echoは出力結果の表示、messageはメッセージを表示するかどうかのオプションです。他にも色々ありますが、ここでは省略します。
